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イスラム教犠牲祭

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イスラム教徒にとっては断食明け大祭であるレバランと同じくらい大切な日

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イスラム教犠牲祭

IdulAdhaというイスラム教の祭日。イスラム教徒にとっては、断食明け大祭であるIdulFitri(レバラン)と同じくらい大切な日。なので、この日の前3日間は、ラマダン時期と同じようにプアサ(断食)をして、IdulAdha当日は朝ムスジでお祈り。毎年この日ではなく、イスラムの暦であるヒジュラ暦に合わせて4日間実施され、お金持ちなイスラム教徒は牛やヤギを犠牲にし、その肉を貧しい人たちに配る。スマトラ島の地震・津波やジャワ島のムラピ山噴火で苦しんでいる人達にもヤギや牛を買ってあげる人もたくさんいるそう。この日が近づくと、この日の為に殺すであろうヤギや牛をよく見かける。ヤギは1匹1万円くらい、牛は8万くらいする。殺し方も決まっていて、まず首から切り血を抜き、皮を剥がし、肉をサテ用に切ったりとかなり大掛かりな作業になる。動物をいけにえとして神に捧げる習慣は、予言者イブラヒムが、最愛の息子を犠牲にし、神への忠誠を示そうとしたコーランの逸話に基づくもの。今日の犠牲祭は、イブラヒムの信仰心をたたえる証として行われるようになったそう。またこの日は、メッカ巡礼(ハッジ)の最終日に当たる。

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記事最終修正日時
2013.03.07 07:58

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