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バス飲食物持込み制限基準

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ソウル市、バス車内飲食物持込み制限基準を発表

バス車内の飲食物搬入によるトラブルを改善するため、今年1月からソウル市で施行されている「バス飲食物持込み制限」。発表から3カ月経った現在、運転手によって制限対象となる飲食物が違い、市民を混乱させているという理由から、ソウル市では新たに先日、持込み制限となる飲食物の具体的な基準を発表しました。
 
これによると、飲食物制限の基準となるポイントは2点。
「軽い衝撃によって内容物が外にこぼれたり、漏れる可能性のある飲食物」もしくは、「包装されておらず車内で食べられる飲食物」とのこと。
 
「軽い衝撃」とは、誤って床に飲食物を落としたりすることを指し、テイクアウト用のコップに入ったコーヒーなどの飲料や、チキン、トッポッキなどの食べ物が制限対象となります。
また、カップホルダーに入った飲み物も制限対象となり、このほか、開けた缶にストローを挿した状態、蓋が空いたペットボトルなども対象となります。
 
逆に言えば、包装さえしっかりしていれば飲食物も搬入が可能です。たとえば、テイクアウト用の箱に入ったピザやチキンはOK。まだ開けていない缶、蓋が締められたペットボトル、密閉されたタンブラーやタッパー、市場やマートでお買い物した少量の食材料もOKです。
 
飲食物持込制限は、緑色の支線バス、マウルバス、青色の幹線バス、赤色の広域バス、黄色の循環バスなど、ソウルと一部首都圏地域を行き来するすべての市内バスに適用されています。
これらのバスに制限対象の飲食物を持ち込む場合、運転手が運送を拒否、乗客に下車を要求することが出来ます。なお、罰金は発生しません。
 
バス内飲食物持込み制限に伴い、地下鉄にも基準が必要との声が高まっています。現在は車内での飲食を控えるよう案内が貼ってありますが、勧告のみで処罰対象にはなっていません。
 
今後処罰が強化されるかは現段階では分かりませんが、社会的に意識改善が要求されています。
 
特にコーヒーなど、旅行中、テイクアウトをしてバスや地下鉄に乗りがちですが、基本的に持込み禁止のため、注意が必要です。市民はもちろん、旅行者も現地のマナーはしっかり守って、気持ちよく旅行を楽しみましょう。

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