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この秋は昌徳宮で韓薬体験いかが?

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昌徳宮「薬房」イベント11月4日まで開催、文化体験も盛りだくさん

 
朝鮮時代の医学と韓薬が学べて体験できる「2018年宮中の日常展示 - 宮廷の中の癒し」が昌徳宮の薬房(ヤッパン)で開催中。文化財庁が主催し、韓国文化財財団が主管するイベントで期間は9月20日から11月4日まで。無料で誰でも参加できます。
 
「宮廷の日常展示」は韓国の代表的な文化観光資源である昌徳宮で、国内外観光客に韓国の歴史と文化遺産の理解を高めるために開催されており、今年は宮廷内の癒しの空間、「薬房」をテーマとしています。
 
朝鮮王朝実録には朝鮮時代、薬房で使用されていた道具や、ここで行われていた治療法や処方、医者の医術活動などが伝えられています。イベントでは資料をベースに宮中の薬房の一日を再現。道具の展示、講義、その他様々な文化体験が行われています。
 
道具の展示には、薬を作るために使用された薬缶や火鉢、器など、再現物83品が並び、このほか、医者の靴、針筒、常備薬を固めた装飾具「ノリゲ」など、さまざまなものが特別製作され展示されています。
 
文化体験も盛りだくさんで、現職漢方医による「自分の身体に合う薬茶の話」、「四像体質を調べる健康管理」、昌徳宮に関する歴史を見る「FUNFUNな宮廷の話」など薬房に関する歴史的な話を聞かせてくれる講演が実施。また、職人と一緒に楽しむ伝統体験もあり、メドゥプ(結び目)体験、伝統的な方法で漢方薬を包むポジャギ体験、伝統製本方法での本作り、香り袋作りなどイベント期間内いつでも楽しむことができます。
 
読書の秋にピッタリの「小さな書斎」も薬房の中に作られ、ここでは薬房に関する本はもちろん、様々なテーマの本を手に取って読む事が出来ます。
 
文化財庁に確認したところ、昌徳宮への入場は有料ですが、イベントは無料で誰でも参加可能とのこと。
 
朝鮮時代の医学の歴史について学ぶことが出来、伝統文化を体験して心身を癒すことができる機会。
秋の韓国旅行は、昌徳宮に足を延ばしてみてはいかがでしょうか?

しばらくお待ちください


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