「九份」は、台湾の北部に位置する山間の坂道や階段のおおい小さな街。
もともとは9世帯しかなかったごく小さな田舎町で交通が不便だったため、生活用品を補充する際に毎回9つ分買っていたため、「九份」との名前がついたそう。
山を背後に海に面した斜面に建つ家屋、石段や小さな路地が特徴の「九份」。
もともとはひとつの山村にすぎなかったが、ここで金鉱が発見され、日本統治時代にはその最盛期を迎えました。閉山とともに街は急速に衰えましたが、80年代に2.28事件を題材にした映画「非情都市」のモデルになったことで、再び観光地として注目を浴びるようになり、さらにジブリ映画「千と千尋の神隠し」のモデルになったことで、日本からの観光客も大勢訪れるようになったという、紆余曲折のある面白い街です。
「九份」は、日本統治時代の建物が残っているため、その雰囲気あるレトロさも魅力のひとつ。
現在、メインストリートである細く急な階段の両側にはカフェや食堂、お土産屋などが並んでおり、台湾を代表する観光都市となっています。
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九份のおすすめカフェ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
阿妹茶酒館 | 古窗 | 九戸茶語 |
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映画「悲情城市」や「千と千尋の神隠し」の湯婆婆の屋敷のモデルになった店。店内のいたつところに千と千尋の登場人物の仮面が見られるので、探してみても面白い! |
九份が一望できる隠れ家カフェ。夜景も格別です! |
韓国ドラマの「オンエアー」のロケ地となったレストラン!お店の前のポスターが目印です♪ |
九份名物 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
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阿蘭草仔[米果] 1950年から続く老舗のお菓子店の草餅。日本の草餅とは違い、あんこの他にも切干大根とエビが入ったものや、台湾高菜味などもあります。 住所 :新北市瑞芳区基山街90号
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役立つ情報 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・雑貨が非常に安く、10元からあります。
・雨が非常によく降る地域なので念のため傘を持っていくといいかもしれません。
・その場で文字や花文字を仕上げてくれる画廊があり、掛け軸、額の絵、扇子などを仕上げてくれるのはとてもよいお土産になります。