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クレット島

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200年ほどの歴史を誇る川の中の島

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クレット島バンコクの中心部から北へ、車で30分ほど行ったところに位置する島「クレット島」。
以前、国際空港だったドンムアン空港の近くと言った方が分かりやすいかもしれない。「島」と言えば、たいてい海を思い浮かべるが、この島には海があるわけではない。この「クレット島」は、川の中にある島なのである。「クレット島」を囲んでいる川は、タイではチャオプラヤー川と呼ばれ、われわれ日本人はメナム川と呼んでいる川だ。「クレット島」に渡る橋はないので、渡し舟に乗る必要がある。ほんの5分ほどの船旅で。料金は一人15バーツ。渡し舟からは、水上に建てられた家々の風景が見られる。川にいくつも杭を打って、その上に家を乗っけているだけのようにも見えるが、ほとんど地震のないタイでは、これで強度的には何の問題もないのだろう。

クレット島」といえば「素焼きの陶器とお菓子の島」とよく紹介されているが、今回その理由が分かった。たしかに伝統的なタイの菓子を販売している店が非常に多い。少しずつ買って、食べ比べてみるのも面白そうだ。また、素焼きの陶器の店も菓子店と同様、かなりの店舗数がある。実演販売している店もあるが、それぞれの店に置いてある商品にさほど違いがあるわけでもなさそうだ。古い民家の敷地内に、素焼きの陶器や置き物を並べて、自由に誰でも楽しめるようにしている場所もある。さまざまな置き物が至るところに飾ってあるので、ひとつひとつゆっくり見てまわれる。「素焼きの陶器とお菓子」の店以外にも、タイ料理店、コーヒー屋、洋服屋、タイのおもちゃ屋などなど、本当にたくさんの店がある。タイ人の観光客たちもみんな買い物に夢中だ。店は、とても狭い道の両側に並んでいて、それぞれの店に人だかりが出来ているので、まっすぐ歩こうとしても不可能だ。「クレット島」の歴史は200年ほど前にさかのぼるらしく、島内には由緒あるお寺も何箇所かあるとのこと。いろいろな食べ物を食べ比べしながら、歴史ある建物を見てまわる半日ほどのミニ旅行にはぴったりの場所だ。貸し自転車の店もあるので、ぜひ利用したい。





 

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記事最終修正日時
2013.03.07 07:58

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