世界遺産でもある、王立博覧会ビルとカールトンガーデンズは、1856年に正式にメルボルン市が管理する庭園となった。19世紀には世界万国博覧会も開かれた世界でも古い展示場のひとつ。1880年と1888年の2度万博会場として使用されていた。1901年にはオーストラリア連邦結成が宣言された歴史的な場所でもある。
王立博覧会ビルはイベントなどで使われる会場のためか、館内は空っぽ。でも外観は欧州の宮殿を思わせる造りで、見応え抜群である。その建物を囲むようにカールトンガーデンズ(庭園)が広がる。並木道や池、噴水、花に子供の遊具など安らぐ場所で、寝てる人、散歩してる人、ランニングしてる人、ランチしてる人など、オージーの憩いの場になっていた。なお館内はイベント開催中以外は見学が可能となっている。