チャトゥチャック公園の裏側にあり、最寄りの駅は地下鉄のパホンヨーティン駅の「スワン・ロットファイ(鉄道公園)」。地図で見ると、「Phahon Yothin MRT」(パホンヨーティン駅)の西側に位置する。詳細はよく分からないが、どうやら国鉄の車両基地か何かがあったところらしい。この公園はとてつもなく広いので自転車が必須だ。なので園内に入って、まずは自転車を借りる。1台1日20バーツで、自転車にはいろいろなタイプがあるので好きなのを選ぶ。みんな自転車を借りていくが、大量に在庫があるので、売り切れることはまずなさそう。「ROT FAI PARK」と親切に英語で書いてあるが、「ROT FAI(鉄道)」というがそもそもタイ語である。中に入ると左側が自転車用の道となっていて、右側を走っていると公園内部を巡回している警察官に怒られるのだそう。鉄道公園というくらいなので、機関車も置いてある。また公園内部にはいくつかの池があり、カヤックが並べられているところを見ると、カヤック遊びもできるのかもしれない。道路脇には木が植えてあるので、日差しがあっても思いのほかきつくない。園内は写真撮影にうってつけのようで、結婚式のための写真や卒業記念の写真を撮っている人が多く見られる。また、敷地内には「蝶と昆虫の公園」というのがあり、入場無料だ。中は結構広くて、たくさんの蝶が飛び交っている。自転車をこいでおなかが空いたら、自転車を借りた店周辺にたくさん屋台が出ているので、そこで買うと良い。ちなみにパッガパオが30バーツほど。かき氷は小豆やらフルーツポンチやらがたっぷり入っていて15バーツ。これは暑い日差しの下にはちょう良い一品。
そんなこんなで、大人でも結構楽しめてしまう鉄道公園。普通なら、暑くてこんなところ来たいとは思わないだろうが、自転車をこいでいると風が気持ちよくて、また来てもいいかなという気になる。たまにはゆっくり風を感じながら、自然を楽しむ時間というのも良さそうだ。
役立つ情報
幼児向け自転車や、親子で乗れる自転車もあるので、子連れでのお出かけにぴったり。バンコクには自転車をのびのびと走らせられる場所がなかなかない。