フランス南部のシトー派教会、セナンク修道院。シトー会とは、ベネディクト会から派生した派で、聖ベネディクトの戒律を厳しく守り、自らの労働で生活しながら修道生活を営む事を重んじる宗派。壮麗なク リュニー会とは対照的に、修道士達の服装も質素。ベネディクト会の標語「祈り、かつ働け」の通り、この修道院でも農業という自ら労働しつつ修道生活を営んでいる。礼拝堂も質素そのもの。パリのノートルダム大聖堂の豪華さとは対照的。教会には無くてはならないバラ窓も、とても質素だ。セナンク修道院は戦争による大きな破壊を免れたため、建てられた当時のままの姿を保っている。
日本の有名な某ガイドブックには、”ラベンダーの名所”として紹介されているセナンク修道院。セナンク修道院のラベンダー畑、ガイドブックには6月から7月上旬が盛りだと書かれているが、7月上旬ではまだまだ早すぎで、ベストの時期は7月後半。
料金 | 単位(ユーロ) |
一般 |
7 |
18~25歳までの学生 | 5 |
6~18歳 | 3 |
司祭・信者 | 無料 |
【見学】
見学は時間制になっていて、人数制限がある(50人まで)。
まずはチケットを購入してから順番を待つ形。
インターネットでも予約ができるようになった。