ハイデルベルク大学広場の近くにある、「MoschMosch」。お店の雰囲気は、いたっておしゃれなカフェバーといった感じ。メニューをじっくり見てみると、それほど種類はないんだが、いわゆるお寿司屋さんでは食べられない麺類とか、どんぶり物が豊富で、ちょっとしたおつまみもある。値段も一番高いもので12ユーロ程度なので、きちんとした和食屋さんに行くよりは全然安い。餃子、枝豆、やきうどん等がある日本食。焼きうどんは、見た目はとっても綺麗だが、ソースの味付けが日本の焼きうどんよりだいぶ甘め。知らなければこういうもんか、って感じで食べてそれはそれでおいしい感じ。カツ丼は、カツには普通のソースがかかってて、その下にキムチっぽい野菜がのってくる。これはこれでおいしそうだが、やはりカツ丼とは違う。席は、外に座れるヨーロッパ式なアンバランスさも◎。面白いは通りがかりの人が、かなりの確率でどんなものを食べているのか覗きこんでいくこと。たぶん日本食=お寿司、という図式が出来上がっていて、普通のドイツ人はジャパニーズヌードルバーとか言われても、分からない感じなのだろう。覗き込む人の中の約半数が、実際にお店に入って行くのもまた面白い。