1946年から、ハワイアン・フードを提供し続ける老舗とも言える「HELENA'S」。ワイキキから離れているので、レンタカー、又はバスで。開店時間の前に着いたのに、もう並んでいる人達が。レイの絵でぐるっと飾られた入り口の赤いドア。可愛い食堂と言った感じの店内は、地元アーティストの絵画が飾られていたり。創始者であり、シェフであるHelen Kwock Chockさんは、2007年7月に90歳で亡くなったそうですが、その年の5月までは店で働いていたそう。最初は子供達の学費を稼ぐ為に営業していたお店が、そのうち料理そのものにパッションを見出し、2000年にはニューヨークにてと、それぞれの地域の人々に愛され続けている。そして、小さなレストランに贈られる「JamesBeardFoundationaward」を受賞するまでに。でも、今でも大人気と言うことは、同じ味を受け継いで頑張っている継続者がいる。メニューの背表紙には、ありがとうございますの言葉が書かれてた。
人気メニューのPipikaula(ピピカウラ。ピピ=牛/カウラ=干す)は、味付けをして干してあるスモークビーフだが、ガチガチではなく意外と柔らかい。HELENA'Sは骨付きのショートリブを使用しているみたい。