カステッロ広場に面してある「王宮」。1660年に建てられたサボイア家の王宮だ。イタリア統一宣言が行われたのもここだそう。ここは自由見学でなく、45分ごと出発のガイドツアーで案内してもらうシステムだ。「王宮」の建物を突き抜けたところのアーチをくぐると、そこには石畳の中庭がある。中庭の端まで行き、樹木の間をさらに抜けると、本当の庭へ。想像よりも広い。緑茂る園内には、海の神トリトンと女神達の彫刻が置かれた池などもある。市民が思い思いに過ごしており、憩いの場所となっている。
ガイドツアーは「王宮」の大理石でできた階段下から説明が始まる。さすがは「王宮」だ。階段を上ると、次の部屋は緑の壁に大きな壁画、とても高い天井、さらに天井画もすばらしい。その次の部屋も、高い天井に、どこもかしこも金色の大きな壁画、天井画が豪華絢爛に飾ってある。どの部屋もすばらしい、その一言に尽きる。所々には英語の説明文も置かれている。それぞれすばらしい絵画で飾られた部屋だが、写真撮影は禁止されている。全ての広間は見せてくれないが、45分たっぷり「王宮」を堪能できる。
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |