サン・マルコ広場の対岸に位置する「サン・ジョルジョ・マッジョーレ教会」。島全体が教会の敷地のようなものである。建築家アンドレア・パッラーディオの代表作で、16世紀に着工し、17世紀に完成したべネディクト派の修道院だ。古代ローマ建築を模したコリント様式の4本の円柱を持つファサードは印象的である。
内部にはティントレットの後期の作品が並ぶ。内陣右側には「最後の晩餐」、左側には「マナの収拾」、そして「キリスト降架」などだ。
また、鐘楼へエレベーターを使って上がることも出来る。ここからは、ヴェネツィア本島、ラグーナ、点在する島、本土までもが見れしまう。
対岸から「サン・ジョルジョ・マッジョーレ教会」を眺めてみても、絵になる佇まいだ。