諏訪神社の前に並ぶ「けいらん」のお店。
「けいらん」の歴史はとても古く大正11年、豊臣秀吉の朝鮮出兵までさかのぼり
秀吉が陣を張って滞在中、兵士の労をねぎらうため諏訪神社まで参詣した時に
出陣の縁起をかつぐ団子として献上されたものだそうです。
「けいらん」は「けえらん/帰らん」が語源で、
「食べたら勝つまでは本国に帰らない」という意味が含まれ
出兵前の秀吉に縁起の良い団子だと賞賛されたとのこと。
地元産の浜玉粉(うるち米)の臼引き粉を蒸して薄く伸ばした皮で餡を巻いたお菓子で
原料はうるち米と小豆だけというシンプルなお菓子ですが
上品なこし餡の甘さと、もっちりとしたうるち米の生地がとっても美味しい♪
何個でも食べれる素朴なスイーツです