九州最古のお寺、武蔵寺。
創設は飛鳥時代、奈良時代とも言われているそうですが
11世紀頃までには創設されたのは
寺から見つかった瓦や経塚から確認されているそうです。
天拝山(てんぱいざん)歴史自然公園のすぐ近くにあるお寺で、
自然公園から天拝山までのコースは
30分ぐらいで楽に山頂に行けることから
大宰府や筑紫野市民の散歩コースになっています。
とても静かで趣のある、しっとりとした空気が流れています。
境内に入るのに、手を洗わずにはいられないような感じ。
武蔵寺といって、福岡市民がいちばんに思いつくのは藤の花。
見頃の頃に訪れましたが
駐車場がいっぱいでどこも止められずに断念した思い出が。
藤原虎麿(ふじわらのとらてる)が自分の姓にちなんで植えたとのこと。
筑紫野市指定天然記念物にも指定されています。
御本尊は椿樹の一木彫りの薬師如来で、
昔から心身の病気を治してくださるありがたい仏様だそう。
御神体は通常見ることはできませんが年に3回、
1月25日の初天神、4月25日の春の大祭、そして10月25日の秋の大祭に、
本殿の扉を開けて御自作天神を御開帳しています。