山形市にある天台宗の寺院。
一般には山寺で知られており、そのとおりに山の上にあり、本堂に行くには山道を30分ほど歩き、小高い山に登ることが
必要です。古来から縁切り寺としての信仰を集めており、円仁(滋覚大師)ゆかりの寺です。
建立は古く、貞観2年に清和天皇の勅命で円仁が開山したと伝えられています。
また、江戸時代には、松尾芭蕉が東北地方の旅の途中で立ち寄り、「閑さや 岩にしみ入る 蝉の声」という有名な句を残しており、
参道の入り口にも刻んであります。
とても静かな場所で、風情があります。