青島から日南海岸を抜けて
『鵜戸(うど)神宮』へ行ってきました。
鵜戸神宮は「海幸 山幸」の山幸彦の息子、(神武天皇の父)鵜葦草葦不合命を祀る神社です
岬のまわりには奇岩、怪礁が連なり太平洋の波が打ち寄せて素敵な景観!
『不浄の草履木履を履事を禁ず云々』とあり、ここから先は
裸足で参詣することが古くからの風習でしたが戦後には廃止になったようです。
有料(100円)で藁で編まれたウチワの形をしたようなもので体を清めて奉納もできます。
鵜戸神宮は海岸沿いの階段を下っていく珍しい神社で、
階段を下へ下へと下って行きます。
また
鵜戸神宮で有名なものと言えば景観はもちろんのこと
『運玉』も有名ですね~♪
男性は左手、女性は右手で願いを込めた「運玉」を投げ入れることで願いがかなうといわれています。
本殿前にある霊石で、豊玉姫が海神宮から来訪する際に乗った亀が石と化したものが
『亀石』といわれ、こちらの海水が溜まった穴に運玉を投げます。
近く見えるのに、なかなか難しいものですね・・・
旦那はひとつ入りましたが、私は駄目でした・・・残念。
しかしながら案内には亀石に当たるだけでも願いは叶うと書いてあります。慰めかしら(^^ゞ
そして洞窟の中に本殿が位置し、神社としては珍しい「下り宮」のかたちになっています。
竜宮に帰った母君の豊玉姫がウガヤフキアエズノミコトの育児のため、
乳房を残して行かれたと伝える「おちちいわ」は今も絶え間なく玉のような水を滴らせて、
安産、育児を願う人々の信仰の拠り所となっているそうです。
この水でつくる「お乳あめ」は鵜戸の名産、お土産にも人気のようです。