宮城県大崎市(旧岩出山町)にある、日本最古の学問所建築である、有備館(ゆうびかん)を紹介致します。有備館は、日本最古の学問所建築で、茅葺き書院造の建物が現存している施設です。庭園とともに「旧有備館および庭園」の名称で、国の史跡・名勝に指定されています。有備館は、江戸時代に岩出山伊達家の家臣子弟の学問所となった建物です。伊達家当主が時折講義に臨むための場所であった御改所(主屋)と、その付属屋が、現存しています。中では、お茶会が開かれていました。300円で、本格的なお茶と菓子を優雅な雰囲気の中で味わう事ができます。建物は、1677(延宝5)年頃に建てられたとする説が有力で、その後、下屋敷・隠居所・学問所として使用されてきました。岩出山伊達家は、伊達政宗が関ヶ原の戦いの後に、徳川家康から新たな領地を与えられた後に仙台に城を築き、1602(慶長7)年、居城を岩出山から仙台へ移しました。その後、四男の宗泰(むねやす)を岩出山の領主(1万5千石)とし、岩出山伊達家となります。立派な庭園は、1715(正徳5年)頃、岩出山伊達家4代村泰の時代に整備されたと伝えられています。竹林は、とても上品に見えますね。。。庭園の真ん中には、大きな池があり、その周りを木々が覆っております。秋には、紅葉も綺麗なんだそうです。その池のほとりに、有備館の主屋(後ろに付属小屋)が建っています。現在は、足場と共に全体がシートで覆われております・・・。これが、本来の~茅葺き書院造りの有備館です。(園内の掲示写真を撮影したものです)しかし、東日本大震災により・・・主屋は倒壊し、附属屋は壁や屋根に被害が出てしまいました・・・><(園内の掲示写真を撮影したものです)このような事で、現在はシートに覆われているという訳です。2012年3月から解体工事が始まり、早くても復旧には3年は掛かる見通しとの事です。。。メインである有備館主屋が見れないので、現在は無料で入園する事ができます。庭園だけでも、とても心落ち着く綺麗な場所です!無料駐車場が有備館に隣接しておりますので、車でも行きやすいです。更に、有備館の目の前には、JR陸羽東線「有備館駅」がありますので、鉄道でのアクセスも抜群です。
コース紹介
正門 | 入口の受付所 | お茶会 | 庭園 |
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ここの扉は閉鎖されておりまして・・・。 |
内容を入力して下さい。 |
300円で、本格的なお茶と菓子を優雅な雰囲気の中で味わう事ができます。 |
立派な庭園は、1715(正徳5年)頃、岩出山伊達家4代村泰の時代に整備されたと伝えられています。 |
池 | 竹林 | 主屋(現在) | 主屋(資料) |
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庭園の真ん中には、大きな池があり、その周りを木々が覆っております。 |
竹林は、とても上品に見えますね。 |
現在は、足場と共に全体がシートで覆われております。東日本大震災により・・・主屋は倒壊し、附属屋は壁や屋根に被害が出てしまいました。 |
本来の~茅葺き書院造りの有備館です。 (園内の掲示写真を撮影したものです) |