たくさんの薬草が自生するため漢方の町としても有名な町、
東医宝鑑を編纂した名医である許浚(ホ・ジュン)が医術を広めた場所でもあります。
( ホジュンは日本でもドラマが放映されましたね )
山清世界伝統医薬エキスポが行われた
会場前にある食堂は薬草やキノコを扱うお店が並んでいます。
山参(サンサム)は山に自生する高麗人参の一種ですが
同じように見える高麗人参よりも貴重で効能が格段に違うそう。
こちらのお店では智異山で育った山参を使用しています。
まずはバンチャン!
カクテゥギにキャベツのサラダ、タマネギの酢漬け、オイコチュ。
そして釜山の食堂では見かけることが、ほとんどないナムル。방풍나물(バンブンナムル)
バンブンは翻訳するとボウフウという植物でセリ科の一種だそう。
日本では生薬として扱われることが多く、漢方の材料としても使われます。
これが・・・なんともクセのある味!
エゴマの葉を10倍苦くした・・・といえば想像はつくかしら??
最初は夫も見て何の葉か分からなかったのでお店のアジュンマに聞いてみると
とても体にいいとおっしゃってましたよ♪脳梗塞の予防にも良いそう。
私が注文したのは약초비빔빕(薬草ビビンパッ) 7000w
野菜のひとつ、ひとつが とても新鮮でシャキシャキとした歯ごたえ。
色艶を見るだけでも野菜の新鮮さがわかります!野菜の彩り、盛り付けも美しい
夫が注文したのは산삼삼계탕 15000w( 山参サムゲタン )
正直、こんな漢方色が強いサムゲタンは初めて食べました!山参の食前酒も出てきます!
このスープの色が他店のサムゲタンとは全く違います!
酸っぱいような・・・とにかく漢方臭がすごい!
おそらく日本人には苦手な方が多いかも・・・、漢方に慣れた韓国人でも若い方は無理な人も多いかなという感じ。
山参をどれだけ煮込んだら、こんな味が出るんでしょうか?
それとも山参がこんな味を出すんでしょうか??
お店にも書いてありますが自然の食べ物を、自然そのままの味で提供されているのが
食べているとよく分かります
サムゲタンの味は強烈なんだけど15000wでこの味はなかなか食べれない
漢方の町だからこそ出来ることなのかもしれません。
自然のものを、自然そのままのお味で
なんだか体の中から綺麗になったような気がするお食事でした!