目的地は、京畿道廣州市退村面(テチョン)のバーベキューのお店。ソウルからは、漢江沿いのオリンピック大路を東に走り、ライブカフェなどの並ぶ美沙里(ミサリ)を超えてカンドン橋を渡ったところです。退村に入って、バーベキューのお店に早速飛び込んでみました。確かに舗装されていない駐車場に入るとヒゲオヤジがクルマを誘導してくれました。看板には「幸せなヒゲと美味しい思い出を・・」とも書いてあります。すごいコピーです。ヒゲは、駐車場の誘導係かと思いきや、肉も焼いています。むちゃくちゃ忙しく働いているヒゲオヤジでした。
さて、このお店はカウンターで肉を注文します。豚肉や鶏肉のバーベキューで、我々一行は豚カルビ(2万ウォン)と高級サンギョプサル(1万5千ウォン)を注文しました。すると串刺しされた肉のかたまりが渡されます。串の先がとがっているので先を上に向けないと人混みの中を歩くと危険です。次に肉に粗塩を振って、火にかけます。この辺は手慣れたお兄ちゃんたち(店のスタッフね)がやってくれました。休日でお客も多く、どれが自分たちの肉かをじっと見守っていなければ、分からなくなります。バーベキューなので結構長い時間焼くのを待っていなければなりません。肉が焼き上がると、木立の中のテーブルでお食事!薪の焼ける香り、自然の香りに、なぜかKPOPのメドレーがやかましく鳴り響きます。
テーブルで食事の段になるとさらに炭火を入れてくれるので、焼いたお肉をさらに焼いたり暖めて食べることができます。テンジャンチゲとご飯、サイダーなどを頼んで、おなかいっぱいになりました。これで4人で、5万ウォンちょっと。この周辺には他にもバーベキューの店がありましたが、この店ほどお客の入っている店はありませんでした。