入場するとすぐに係の方に手招きされて、わけのわからないままアニメ鑑賞。
安っぽい…いえ素朴なアニメでチェジュ島の成り立ちを学習しました。
と言ってももちろん神話の世界のことなのですが。
アニメ鑑賞の後は穴鑑賞。これも結構離れたところから穴があるらしい場所を眺めるといった感じ。
び・びみょう…
それでも何かしらありがたい感じがしてしばらく見つめてしまいました。
感覚としては○○の神が奉られている由緒正しき神社みたいな感じでしょうか。
観光で来ている韓国人の方たちも微妙な表情でさっさとあとにしていました。
済州島(濟州島、제주도)の耽羅神話(三姓神話)
『高麗史』地理志 巻五七
耽羅縣、在全羅道南海中、
其古記云、
大初無人物、
三神人從地聳出 〔其主山北麓、有穴曰毛興、是其地也〕、
長曰良乙那、次曰高乙那、三曰夫乙那、
三人遊獵荒僻、皮衣肉食、
一日見紫泥封藏木函、浮至于東海濱、就而開之、函内又有石函、
有一紅帶紫衣使者隨來、
開石函、出現青衣處女三、及諸駒犢五穀種、
乃曰、
我是日本國使也、
吾王生此三女、云西海中嶽降神子三人、將欲開國、而無配匹、
於是命臣、侍三女以來、
爾宜作配以成大業、
使者忽乘雲而去、
三人以年次分娶之、就泉甘土肥處、射矢卜地、
良乙那所居曰第一都、高乙那所居曰第二都、夫乙那所居曰第三都、
始播五穀、且牧駒犢、日就富庶、
至十五代孫高厚高清昆弟三人、造舟渡海至于耽津、
蓋新羅盛時也、・・・
◆【高麗史日本伝 上 /朝鮮正史日本伝 2】
武田幸男/編訳 岩波文庫
P.340~P.341 志訳文〔志〇一二〕
P.381 志原文〔志〇一二〕
●高麗史(李氏朝鮮編纂の官撰史)
耽羅神話(三姓神話)…「我是日本國使也」
http://image.blog.livedoor.jp/hash0153/imgs/c/c/cc68f147.jpg
●瀛洲誌 えいしゅうし(作者不明・年代不明・李氏朝鮮以後の発見?)
耽羅神話(三姓神話)…「我東海上碧浪國(へきろうこく)使也」
http://image.blog.livedoor.jp/hash0153/imgs/d/d/dd520d9d.jpg