大伽耶博物館管轄施設の一つである于勒博物館は伽耶琴創始者である于勒と関連する資料を発掘・収集・展示し「于勒と伽耶琴」をやさしく理解できるように作られた博物館です。
韓国の時代劇などでキーセンが弾いている姿を見ることなども多いと思いますが、韓国の伝統的な楽器である伽耶琴の発祥の地は高霊です。音楽に関心があった伽耶国王嘉実王が于勒に伽耶国独自の音楽を作るようにと命令し中国の琴を真似て作られました。絃は12絃あり、1年=12ヶ月を意味しているそうです。
素材は桐で、伽椰琴の丸い上板は空を、平たい下板は地を象徴し、下から見ると中が空いています。それは天と地の間の空間を意味しているそうです。
于勒は伽耶が滅亡する前に新羅に亡命し、伽耶琴は新羅で宮廷音楽として受け入れられ愛されました。死後も弟子たちが伽耶琴を継承し現在に至ります。
博物館は伽耶琴をイメージした建物でなかなか現代的なデザインです。
実際にここで伽耶琴を作っている工房もあり敷地内には桐が干してあります。これらの桐は何年もの風雪に耐えることができたものだけが伽耶琴の材料として使用されるそうです。
役立つ情報
756年正倉院に伝わった新羅琴は聖楽伽耶琴と構造も形態もとても似ていると紹介されています
1階 : 展示室, 事務室, 機械室, トイレ
2階 : 講堂, 楽器庫, トイレ
付帯施設 : 伽倻琴工房, 屋外トイレ, 駐車場など
コース紹介
于勒を訪ねて
楽聖于勒
少年于勒から加耶12曲をつくることになるまでの伽椰琴にまつわる興味深い内容で于勒と伽椰琴の価値を再発見して理解できる所です。
加倻の精神を守った于勒
新羅真興王との出会いを通じて加耶楽の保存と発展を成し遂げた于勒とその弟子の生涯と意義などをおもしろくつくりました。
民族の楽器、伽倻琴
韓国民族固有の楽器を紹介して伽椰琴を直ㆍ間接的に体験できる所です。
于勒と末裔たち
于勒以後、伽椰琴の脈を引き継ぐ職人たちについて紹介し、伽椰琴の現住所を調べて伽椰琴の真の故郷である高霊の多様な歴 史と文化を調べられるように構成されています。