霊興島は仁川港で南26km海上に位置する23.46km2の大きさの島で快速フェリーで30分ほどかかります。
大阜島と仙才島を経て霊興島3つの島を本土と結ぶ橋が架けられていて、車での行き来も可能です。
中央に127.7mの国思峰があり、東には大阜島、北に舞衣島、西に紫月島がある。
元々、延興島と呼ばれていたが、高麗が滅びて王族が国思峰へと逃げ延びて漢陽に向かって、再興を祈ったという伝説があり、その霊にちなんで霊興島と呼ばれるようになったという。
1975年と1984年には、新石器時代の貝塚と23点の櫛形土器、原始農業の跡が発見され、農耕道具なども発見された為、この時から人が住んだということが証明された。
朝鮮戦争中には仁川上陸作戦に際して、作戦工作の舞台となった時代背景もあります。
海水浴場が2ヶ所有り、観光客も多く訪れます。干潟には小ダコやカキ、アサリ、シオフキ、カニなど、自然の魚介類にあふれています。