このパブは1875年に13世紀にドミニカ修道院だった敷地のすぐそばに建てられた、くさび形をした変わったパブ。「TheBlackfriars」というのは黒い服を身にまとったドミニコ修道士のことをいう。パブの外観は、RoyalAcademyの彫刻師「HenryPoole」によって、内装は「H.FullerClark」によって大理石とモザイクと浮き彫り彫刻でぜいたくに飾り付けられており、(好き嫌いのはっきり別れる内装だとは思う)一見の価値がある。ふたりとも「アート&クラフト運動」の熱心な信奉者だったよう。内装は、修道院を意識したインテリアとなっており、壁も天井も大理石で覆われ、アーチ型の天井にはブロンズの修道士たちが彫られている。ステンド・グラスになった素敵な窓をはじめ、ランプも全部「修道士仕様」になっている。また、パブの奥はチャペルのような造りになっており、「HasteisSlow」「WisdomisRare」「TimeisGold」というようなたくさんの格言が壁に刻まれている。天井もゴールドを基調としたモザイク造りになっていて素敵。