「マリルボーン・ハイストリート」は、地元の人に愛されている、とてもかわいらしいヴィレッジが並ぶ。最寄りの駅は、BakerStreet(ベーカー・ストリート)駅。ちょっと歴史を調べてみると、1400年、通りの北側にParishChurch(その地区のメインとなる教会。"Parish"とつくと英国教会を意味)が建てられてから、そのあたりのヴィレッジのメインストリートとして(High Street)賑わい始めた。1783年には、マリルボーン・ガーデン(Marylebone Gardens)お屋敷の一部という場所も作られ、18世紀にはヘンデルなどの音楽家たちによってコンサートが開かれたそう。一時はさえない街だったのがあれよあれよ、言う間にお洒落に変身し、BBC4ラジオを聞いている人達対象の調べでは、「ロンドンで最も素晴らしいウェストエンドの秘密の場所」に選ばれたこともあるそう。当時に比べてお店も変わったり増えたりしているが、昔から変わらないステキなお店もたくさんある。おそらく、ヴィレッジの住人達のよって「小さな個人経営のお店とブティック」を守るように気を付けられているのだろう。