マカオ外港フェリーターミナル。マカオの玄関口である。
香港からのフェリーの発着所で、24時間稼動している。到着ロビーは1階、出国ロビーは2階という造りで、到着ロビーを出ると、目の前にタクシー乗り場、その後方にバス乗り場がある。近隣のカジノ併設ホテルの無料送迎バスも発着している。
フェリーターミナルから市街地までは徒歩でも行ける距離ではあるが、初心者はタクシーの利用がベスト。観光前に足腰に負担を掛けるのはお勧めできない。以前はタクシー乗り場で頼みもしないのにドアを開け、2元の手間賃を請求する不心得者がいたが、現在はいなくなっている。
フェリーターミナルの造りに合わせて道路も二重構造となっており、出国の際にはタクシーで乗り着けると2階の建物入り口前で降ろしてくれる。
道路を挟んでほぼ斜向かいには何故かカジノや風俗の店が集中しているエリアがある。
バスは発車間隔が短いので慣れてしまえば一番経済的で便利な移動方法であるが、パタカの小銭が必要なので持ち合わせが無ければ乗り場前でパタカの小銭を両替してもらい、それで支払うこと。お釣りは出ないし間違って香港ドルなど料金箱に入れてしまったら運転手に怒鳴られるので注意!バス乗車用のカードもあるが売り場が限定されている。再度訪れる予定がある人や長期滞在する人は持っていると便利。
建物内には免税店もある。深夜の時間帯は入り口付近にフェリーチケットを売るダフ屋がいることが多い。ダフ屋のチケットは正規料金より1割程度安く、使えなかったという話は寡聞にして聞いたことがないが、利用時はあくまでも自己責任で。
パタカと香港ドルを混ぜて支払うこともでき、お釣りがある場合は香港ドルで返してくれる。この場合レートの差額を取られ、チケットに領収金額の内訳を書かれることがある。
他情報
■香港からマカオへのアクセス方法
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上環にある「港澳」ターミナルが便利。ターミナルに入るとマカオ行きの切符売り場が見えます。 |
「往澳門」の表示に従い進みます。 |
切符売り場には時刻表があるので、乗りたい便名をチェックします。言葉に自信がない方は乗りたい便名と行き先を控えておくと良いでしょう。 |
切符売り場に並び、希望の切符・枚数を購入しましょう。エコノミークラスはHK$151で購入できます。購入時にパスポートを用意しましょう。 |
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切符売り場から搭乗ゲートへ進みます。 |
つきあたりのカウンターで切符をチェックされます。 |
出国審査へと進みます。日本人で且つ日本から来た人は香港入国時の入国カードを返却します。改めて書く必要はありません。 |
フェリーの待合室。マカオ行きは20~30分間隔で出ています。 |
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搭乗開始。切符に、座席番号のシールが貼られているのでその番号に従って座りましょう。席は、リクエストすれば希望が通るそうです。 |
乗船時間は約1時間。船内放送は、広東語・中国語・英語の順に流れます。 |
マカオに到着。待っている間にマカオ入国カードを配っているので記入を。 到着後は、「visitor」と書かれたブースへ並び、入国カードを渡すとスタンプと入国カードの控えが返却されます。 |
■主な交通手段
ターボジェット:香港島上環行きの路線。24時間運航していて、約15分間隔(夜間15~30分間隔)で運行しています。
香港-マカオまでの乗船時間は約1時間。もっともポピュラーな路線です。
ターボジェットシーエクスプレス:香港国際空港行きの路線。1日約10便運航されています。
香港国際空港から直で行くことができるので、マカオ旅行がメインの方におすすめの路線です。
ファーストフェリー:尖沙咀の中港城(China Hong Kong City)行きの路線。30分に1本ほど運航があり、尖沙咀-マカオまでの乗船時間は約60~75分。
利用日、利用時間によっては、入国審査に時間を要します。
特に平日昼間や週末は混むので、到着後のスケジュールは余裕を持って計画することをオススメします。
24時間運航していますが、最近では中国人、香港人の利用がとても多く、入国審査に1時間かかる
場合もあるのでご注意を。
また、イベント開催期間(特にマカオグランプリ)の際には、尋常ではない混み具合になるし、
到着時に帰りのチケットも手配しておかないと、希望する時間に乗れないこともあります。