香港にはハッピーバレーや沙田に競馬場があるが、ここマカオにはドッグレース場というものがある。
広東語では『跑』と書いて走る事を意味するので競馬場は『跑馬地』、ドッグレース場は『跑狗
地』と表記される。ドッグレースは競馬に比べるとアッサリと終わってしまうイメージがありレース自体は時間も短いが、ちゃんとパドックで犬を見ることも出来て、なかなか本格的である。
レースはというと、うさぎの模型がコースに沿って動くようになっていて、それを犬たちが追っかけるという仕組みになっている。映画『ミスターブー・ギャンブル大将』の中にも出てくるので、ご覧になった方も多いのではないだろうか?
マカオのドッグレースは1932年に始まり、一時営業停止にもなったが1963年に再開された。現在は月、木、土、日及び金曜日の午後7時過ぎに開催される(金曜日は3レース、他の日は18レース又は12レースという説あり。)。
小額(HK$10~)でも遊べるし、パドックで間近に犬を見る事もできるので犬が好きな人にはお勧めの娯楽と言える。
勝ち犬投票券(?)はマークシート方式でリスボアに場外売り場がある。ドッグレース場の入場料は10パタカから。場内は基本的に撮影禁止。