セナド広場から徒歩で天主堂に向かうと、必ず通るのがこの『大三巴街』。道幅は広くなく、所々曲がって上り坂を進むと天主堂が見えてくる。坂の上の方は家具や仏具を扱う店が多く、少し下ると菓子などの土産物を扱う店が多くなる。いくつかの支店を持つ大手の土産物屋なら必ずここに店を出している程土産物屋の数は多く、人通りも多い。週末の夕方などは特に人出が多いが、治安が良くトラブルは殆ど無い。
坂の途中には三叉路があって、小さいが『女媧廟
』という廟があり地元の人たちが参拝する姿も見られる。この三叉路から大街へと抜ける道が『高尾巷』といって、こちらは生活用品や青果などを扱う店が多く地元の人たちの商店街のような雰囲気になっている。日本でいうとお寺の門前町と駅前の商店街が融合されたような不思議な街並みになっている。なお、車は通行止めである。