ネオクラシック様式のもので、カルロス3世の命令のもと1770年代頃に着工されたという「独立広場」。1808年から1813年にかけて起こったフランスのナポレオン支配に対する独立戦争の勝利を記念して名付けられてという。「独立広場」にはアルカラ門(Puertade Alcala)が聳え立っている。
かつて、ここは郊外との境界だったとのことだが、今はまさにマドリッドの中心部である。建築家のサバティーニ(Sabatini)はスペインの王宮の建設も手がけたロイヤル建築家の一人である。ローマで建築を習ったこともあり、イタリアルネサンス時代の建築様式に大きく影響を受けていたと言われている。