朱色の建物でマラッカのシンボルでもある建物「スタダイス」。これは1650年にオランダ総督たちが居住するために建てられた建築物だ。今日では、歴史博物館や民族博物館が併設されており、マラッカやマレーシアの歴史を絵画やジオラマを使って解説している。工芸品や民族衣装の紹介などもある。とても広い館内には、第二次世界大戦下における日本統治の資料も写真やパネルを使って解説してある。また、歴史博物館の中庭を通って上へあがると、文学館となっていて、マレーシアの書物に関する展示がされている。
館内は撮影可能となっているので、カメラを忘れずに持参しよう。十分なスペースを使って、さまざまなものが展示、解説されている「スタダイス」は実に興味深い。効率意的にマラッカやマレーシアについて知りたいひとは、「スタダイス」へ出かけてみて。