「サンフアン祭」は、人が集まっている所を通ると、ジープニーに乗っていても水をかけられる日。バケツでバシャっとやられる。JuanBautistaDayとも言い、何故、誰にでも水を掛けるのかと言うと、路地の中でも通ってる車やジープニーに水を掛ける。SanJuan(サン・フアン/サンヌワン)とは、「聖ヨハネ」のこと。洗礼者ヨハネ。そして、Festa(フェスタ)とはイタリア語で、祭りや祭日のこと。英語でFestival(フェスティバル)。タガログでPista(ピスタ)。水を掛ける理由は、サン・フアン市の「サン・フアン」は、JuanBautistaのこと。キリストに洗礼をした聖ヨハネ。聖ヨハネ、洗礼者ヨハネ(ラテン語:IoannesBaptista、英:JohntheBaptist、独:JohannesderTäufer、仏:JeanleBaptiste、伊:GiovanniBattista、スペイン語:JuanelBautista、オランダ語:JohannesdeDoper)は、新約聖書に登場する古代ユダヤの宗教家・預言者。キリストの弟子のヨハネとは別の人物。また、Baptist(バプテスト)とは、Baptisma(バプテスマ)(浸礼)を行う者の意味で、「洗礼施行者」の事。因みに、Baptismal(バプティスマル)とは「洗礼証明書」。フィリピンの人にとって、一番重要な証明書。洗礼を施す意味は、「合一」「従順」「ご加護」。サン・フアン市で、人に水を掛ける理由は、「洗礼」を施す「サン・フアン」の真似をして「サン・フアン祭」を祝う。因みに、水掛祭りは世界中にあり日本の祭りも、神輿や山車に水を掛ける所もある。この水は、「勢い水」から「清い水」「清水」と呼ばれているが、「聖水」の意味の「洗礼」と同じ気もする。実は、神道とキリスト教、いや仏教も、共通点が沢山ある。