淀屋橋で地下鉄を降りて中之島へ。ちょうどやっていた「水都大阪フェスティバル」を覗くためである。それは、中之島公園一帯で盛大に開かれていた。なにはともあれ、見たかったんが、「ラバーダック」。DASH村の村長さんを巨大にしたようなんが、大川にプカプカ浮いている。後ろのビルや船に乗る人と比べたら、どんだけ大きいかわかるでしょ。とにかく、かいらしい。人垣の向こうに見える顔を、見てるうちに頬がゆるんでくる。公園ではいろんな団体がイベントをしてはり、青空囲碁や・・・白熊の帽子作り・・・・中之島公園のトイレがホテルの一室になるというアート作品も。泊まれるわけではないが。小ぶりの展示や移動式ギャラリー、大道芸もあり、あちこちに大小の人垣ができてた。こういうお祭りには欠かせへん、屋台もぎょうさん。ご当地グルメやB級グルメのオンパレード。屋台ブースの入口で呼び込みしてはったのは、桂文枝師匠の着ぐるみ。ご本人よりだいぶ若い。一角には有機野菜や自然食品のインフォメーションコーナーがあり、野菜の即売も。ずんずん東へ歩いていったら、バラ園は盛りを過ぎてた。残念である。微妙なグレイがかったパープルのバラは数少ない、見ごろの花。東端、天満橋寄りには、ラバーダックと対抗するがごとく、巨大こけし。仙台のお友だちが見はったら、驚喜しそうなオブジェだ。下のほうが足湯になってて、子どもが足を浸けて遊んでた。西から東までひょーっと歩いたけど、水辺は気持ちええね。京都は御所が市民憩いの場やけど、あそこはど真ん中とは違う。街中にこういう空間のある、大阪がちょっとうらやましい。