シャイヨー宮やパッシー墓地があるパッシー地区はBCBG(ブルジョワファッションを示す言葉)の発祥地と言われたように、パリ16区の住民が集まる高級住宅地である。その界隈にあるノートルダム・デュ・サクレマン教会。アールヌーヴォー調のステンドグラス。なかなかユニークである。フランスの建築家、アールヌーヴォーの代表者であるエクトール・ギマールとその一派がこのパッシー地区のアパルトマンを多数設計したそうだが、この教会のデザインは彼らと何らかの関係があるのではないかと推測したくなる。道路を挟んで反対側にアノンシアシオン教会がある。