ソウルにある多くの語学学校の中でも、特に語学教育に力を入れている慶熙大学語学堂(国際教育院)は、ソウルの東大門区にある歴史のある慶熙大学に属する語学堂です。国文学もしくは韓国語教育を学んだ専門の先生方による体系的な授業を受けられ、またキョンヒ大の学生が生活全般を助けてくれる「トウミ制度」や外国人に対しての寄宿舎が充実しており、人気。タレントのうつみ宮土理さんが通っていたことでも有名です。
クラスは初級1・2、中級1・2、高級1・2と韓国総合班の7つ、1学期10週です。通常の授業のほか、特別選択科目としてテコンドーや漢字の授業、韓国の文化授業などがあります。また、語学堂の学生になると校内の図書館やマルチメディア室、保健室を利用することができるので便利です。
他情報
●トウミ● | ●寄宿舎● | ●カウンセリング● |
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トウミは、生活全般をサポートしてくれるキョンヒ大学の学生ボランティア。話せる語学や性別など希望はできますが、かならずしもその通りにはなりませんでした。また、夏休みや冬休みなど学生がいない時期には、初めて来た学生、級の低い学生に優先的に配属されます。いらない場合は不要とすればOK。 |
2人部屋キッチンなしの生活館、ナムクヌル、リーダーバレー、2人/1人部屋キッチンありの木蓮館、オスビルなどいろいろあります。語学堂の申請時に第3希望まで書いて出したところ、第一希望の木蓮館になりました。1階には担当の先生も住んでいてちょっと安心感はありました。 |
毎回ではありませんが、各言語を話せる先生方に、 お悩み相談をできる時間が設けられていました。 やはり初級ともなると意思疎通が難しいので、なにかと頼りにしている友達もいました。 ちなみに私がいた2007年時は、中国語・日本語・英語の3言語がありました。 |
●現地学習● | ●選択授業● | ●その他イベント● |
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冬夏は日帰り、春秋は1泊2日の現地学習があります。毎回場所は違うようで、私の時は、ソラク山とチョンドンジン1泊2日、エバーランド日帰りでした。 他にも、全州、南原、慶州、利川などいろいろあるみたいです。 |
私がいたときは、漢字の授業・文化の授業・テコンドーがありました。文化以外はテコンドーは服代、漢字はテキスト代で30000Wくらい最初に払います。 テコンドーは本格的に教えてくれているみたいで、卒業式には発表会もしていました。漢字は先生が面白くて毎回楽しみでした。文化は途中で生徒がこなくなり、先生と私ともう一人の生徒で毎週飲みに行ってました(笑)。テコンドーは級関係なしですが、文化と漢字は中級以上だった気がします。 |
キョンヒ大の秋の学祭にあわせて、外国人祭りというのも開かれます。芸を披露したり、各国の料理を作り審査員に評価してもらったりします。なかなか楽しいイベントです。私のときは体育祭もありましたが、今は行われていないようで残念です。 また、キョンヒ大学自体大きな大学なので、舞踊学科の発表があったり、食品学科のイベントで美味しいものを食べられたり、どっかのサークルがカフェをやってて手品ショーを見れたりと見ものは多いです。 |
●キョンヒ大学国際教育院 授業の様子●
・基本的に教科書に添った形で、1限目文法・2限目書き・3限目聞き・4限目会話とか発表とかだったと思います。
・気になる日本人比率は、中級2(日5・中5・カナダ1・アメリカ1・メキシコ1)、高級1(日2・中8・台湾1)、
高級2(日7・中5・アメリカ2・ブルガリア1)でした。
・2人になって話したり、グループになって討論や問題といたり、先生対生徒でなく生徒同士会話ができるように
上手に授業をしてくれました。また、クラスによっては遅刻したり、母国語を話したりすると100ウォン罰金を出して、
それでお菓子をかって分けて食べたりというところもあって、面白かったです。
・現在はすごい生徒数になっているため、上のクラスになるほど、国際教育院内の教室でなく校内の開いている教室を
使うようになっています。
●キョンヒ大学国際教育院 基本情報●
住所:서울시 동대문구 회기동 1번지 경희대학교 국제교육원 (130-701)
電話番号:02-961-0081~3
ホームページ:http://korea.iie.ac.kr/