全体で見るとダンスに歌にボイパに水の中の演出、お笑いや客いじり、筋肉も有り、ミュージカルっぽいし、盛りだくさんで、それを演じる役者さんたちの力量もすばらしく、でもなぜか隣に座った友人は眠ってしまい、斜め前の中国のおじさんもぶすっとしてました。
私も前半のわざとらしいお笑いの感じが、え?これで笑えっていうの?って思えたり、ボイパのおにいちゃんのどや顔なんかがつらかったです。ナンタの真似みたいな演出も多く、ビバップの良さを確立するためにも、わざわざ既存の物を真似ないほうが良いのになって思いました。
なんか、素材が良いだけに残念さが残りました~生まれも育ちも関東の私には、無理に笑わせようとしないで淡々と始まる脚本の方がいいなと思いました。…あああ、歳なのかな。