日本でもお芝居好きの私達。訪韓の度に外国人観光客向けのノンバーバルものを観ていましたが、そろそろ飽きてきたというか、殆ど見てしまった状態というか。。。『普通のお芝居が観たいね』などと言ってはみるものの、なにせ韓国語の語学力は片言初級レベル。韓国ミュージカルってどんなんだろう?と興味はあるものの、勇気を出し自ら観に行くには一歩も二歩もたじろいでいた所、今回、ユートラベルさんの嬉しい企画により、3月22日(日)、オム・ギジュンさん主演の公演に観に行くことが出来ました。本当に貴重な経験をありがとうございます。
訪韓前、ロビンフッドのお話を知らなかったので、レンタルビデオで映画を見ました。Wikipediaでお勉強。ロビンフッドって義賊なのね。今回のロビンフッドは韓国風にアレンジされていると何かで知ったので、多分 朝鮮時代に書かれた小説「ホン・ギルドン」みたいな話かなぁー?と思ったけど、違いました。あれー?という間に韓国時代劇ドラマの典型的なよくあるシナリオに。。。その分、なじみのあるよく聞くセリフや単語も耳にして、ミュージカルのお話もわかりやすかったです。
字幕は両端に縦書きに書かれてあり、セリフだけでなく歌も字幕があったのは良かったです。見る席により感触は違うと思いますが、私たちの場合、視力が良い方ではないのもあって、字幕を裸眼で読む読むに多少読みずらかったです。しかし、日本での観劇の時と同様にオペラグラスを持っていたので、字幕を先にサァッとオペラグラスを使って読んでしまってから俳優の演技に集中して観ていました。ロビンフッドはロビンフッ、フィリップはフィリと聞こえて、韓国式を今回学んでしまった。
ドラマ「女の香り」に出ていたあのオム・ギジュンさんが生で目の前に!ちょっと感激。テレビドラマ上の彼と今回の彼とは同一人物とは思えなかった。彼をはじめとして、歌も舞台展開も良かったです。歌唱力的には祖ジョン役のソ・ヨンジュさんが気に入りました。
劇場ロビーでは出演者の大型スチール写真の前で、見に来たお客さんがみんな記念撮影していました。凄くおしゃれしている人もいて、良い雰囲気でした。
D-Cube Cityは江南側にいればアクセスも良く、ショッピングとレストラン街で食事も楽しめました。
今後は何か良い気に入った演目があったら、ノンバーバルものは一切やめて、気兼ねなく本格的お芝居を韓国でも見ようと思います。但し、字幕のあるもので! オペラグラス持参は必須です!