日本の瀬戸物の源流をたどるとそもそもは中国から韓国、そして日本に渡ったものと云われています。今はそれぞれの国の特有の個性を持った瀬戸物となって発展し、それぞれの国の伝統工芸品として愛されています。日本の瀬戸物はそれ自体が芸術品といえる、美しく派手な模様が描かれたものが多いのに比べ、韓国の瀬戸物は陶磁器に盛る料理を中心と考え、料理を一層映えさせるための素朴でシンプルな模様が描かれたものが多いそうです。
丹古斎の磁器はいわゆる高麗磁器と云われる韓国の昔の磁器で、青磁・白磁・粉青などを昔の手法を使って作り、その上に線画や文身画などを描いた純粋なる伝統磁器を再現したものとして韓国の磁器文化を担っています。創業16年、ヨジュの工場で作られたものをこちら明洞店でも販売しています。店の棚は青磁・白磁・粉青の種類によって棚分けされてあり、茶器やお椀、皿など基本的に食器類をメインとして陳列しています。他には木で作ったフォークやスプーン、花瓶、巾着などもあります。また、真鍮のお椀やお箸などもあり、こちらは意外にも日本のお客さんから人気が高く、お買い求めなさる方も多いそうです。その理由は、韓国の伝統品であることに加え、暖かいものをずっと保温しておけるからだそうです。食器以外では、手作りの陶磁器人形が人気。一つとして同じ顔がなく、全ての作品が2体一組でコミカルなストーリー仕立てになっているのが面白いです。
顔料や化学薬品を一切使わず木の灰や土灰などを原料としているため、体に安全、優雅で明るく深い味が出ています。先祖の伝統法に従い、高温で濃い還元炎で焼成したため、長く使える上、ずっと色あせません。また、人体に良いとされる遠赤外線が放出されやすく、温熱作用が高い、さらに軽くて丈夫という特徴があります。
素朴ながら温かい色見の美しい丹古斎の瀬戸物、お茶の時間に色を添えるのに使ってみてはいかがでしょうか。
茶器 | 5,000~17,500W |
コーヒーカップ | 9.000~150,000W |
湯のみカップ(ミニ) | 1,000~3,000W |
きゅうす | 18,000W |
とっくり | 12,000W |
お茶碗 | 4,500W~ |
お皿 | 6,000~7,000W |
お箸/スプーン | 3,000~4,000W |
真鍮の食器 | 13,500W~ |
陶磁器人形(2体) | 30,000W |
花瓶セット | 34,000~45,000W |
食器セット | 青磁:18,000~50,000W |
白磁:30,000~39,000W |
※全て正札制。丹古斎の店舗全て価格が統一されています。