ソウルに行くなら、セムのコスメは絶対、外してはいけない！とコスメフリークの友人に言われて、いざ、明洞店へ。マストバイの毒蛇成分入りの注射器のような容器入りの美容液、IKKOさんお勧めのブラックパールマスク、友人の物も含め、どちらも１ダースずつ購入。半月、使用しています。毒蛇はやはり話題になっているだけあり、友人からも大絶賛！ブラックパールマスクは香りも優しく、シュワシュワの泡が肌のデトックスに効果絶大だと感じています。敏感肌の私ですが、どちらも肌トラブルなしで使用できています。他にも韓国コスメにしては、高額なホワイトニング用の美容液(コンパクトな美顔レーザー(？)器との一体型)等、勧められ、いきなり私の左手に美容液を塗り、ペン程の大きさのその美顔器を当てられました。私は「先ず、毒蛇の美容液を継続使用して効果を確かめたいから、新製品は今回は要らないわ。」と、伝えると、「これ買わないと損しますよ。買った方がいい！」と、返答。「次、夏に来るから、その時に考えるから。」と、言うと、「その時は人気が出て、売り切れてないよ。」…さすがに苦笑してしまいました。でも、押しに負けず断り、その後、他の物もパラパラと買って雑談もしたので、店員さんも強硬な態度にはなりませんでした。そして、こちらからお願いしなくても、おまけにオリーブのシートマスク３０枚、大量のサンプル、購入金額に応じてプレゼントされる昨夏のメイクアップラインのフルセット(化粧下地、リキッドファンデ、コンパクト、マスカラ、アイブロウ、チーク、リップ、アイライン)をいただきました。サンプルの使用方法もそれぞれにマジックで記入してくれました。熱心に商品を売りたいという思いが、上手ですが完璧ではない日本語に増幅されて、私達、日本人観光客をひかせているということに彼女達が気づいていないだけなのだと思いました。日本からの女性観光客の多くは韓国コスメに興味を持ち、メディア等の情報から自分の肌や好みに合ったブランドや商品にある程度、目星をつけ、明洞のコスメショップに出掛けているはずです。ニーズをきちんと読み取り、ひとりひとりに合った、アドバイスができる店員さんが理想です。経営者の方達が接客の問題点に気づいて、日本人向けの接客をきちんと教育された方が売り上げアップにつながると思うのですが…。全てのコスメブランドの明洞店で気持ち良く、じっくり買物ができるようになると良いですね。
