「タンジョン・パガー」の駅ってマレーシアのものだそう。MRTの駅なんかはすごく近代化されているので変だと思う方も多いはず。しかし、どおりであの一角だけ、異空間というか、いい意味で古めかしいというか。
シンガポール領土内においても、マレー鉄道の敷地および線路・駅などの施設は、マレーシアの政府全額出資会社である鉄道資産公社の所有であり、シンガポール政府の委託を受け、運営・運行をマレーシア鉄道公社が行っている。(Wikipediaより)すごく高い天井で、開放的な感じで、電車の出発・到着する時間ではないと、人は多くない。1日7往復くらいしかシンガポールとジョホール・バル間はないよう。仮眠室なんかもあり、ホームは2つ、電車に乗らない人でも片方のホームには入ることが出来る。ここからマレー鉄道の旅が始まるのだろう。2番線のホームには、マレーシアの入国審査を行うスペースがある。まずここ「タンジョン・パガー」駅で、マレーシアの入国審査を済ませてシンガポールの北の端、WoodlandsCheckpointでシンガポールの出国審査をわざわざ一度降りてするらしい。何ともゆったりとした時間の流れで、静かでなかなかの穴場スポット。