シンガポール動物園は18時で閉園するが、シンガポール動物園の隣には、世界で唯一の夜の動物園ナイトサファリがある。 ナイトサファリは夜間専門の動物園なので開園時刻は19時。夜行性の動物を展示している珍しい動物園。 シンガポール動物園と共にシンガポールの観光名所でもある。
ナイトサファリは、歩いて回れるエリアとトラムに乗って進むエリアがある。トラムは、窓のないふきさらしのトラムに乗って動物園を一周する。ディズニーランドのジャングルクルーズのようだが、まったく異なる点は動物たちがすべて本物で生きてると言う事。その左右では金網・柵がない場所に、キリン・サイなど様々な夜行性の動物がみられ、更には、チーターとかヒョウまで見れるので結構迫力あり。しかも、絶滅危惧種や珍しい動物もいるので、見所満載。ハロウィンなイベント時のトラムは、イベント仕様になり、乗るといかにもな感じの不気味メロディとともに、動物紹介のアナウンスが始まり雰囲気たっぷりでイベント時も楽しめる。
普通に歩いて周るエリアも、キングサイズコウモリやヒョウ、ムササビ、ヤマアラシ、みみずく、カワウソなどを堪能出来る。中でも、お勧めはヒョウで、めちゃくちゃきれい。時には、ガラスにぴたっとくっついてるので、ものすごく間近で見れる場合もある。そしてその辺の植物も、管理はされているが人工的な感じは全然せず、むしろ自然に生えている。シンガポールの気候もあり、日本では見ることのできない熱帯雨林を味わえる。
シンガポール動物園でチケットを購入する際に、ナイトサファリとトラムのセットで購入すると少し割引になる。 トラムは1日3回(20:30/21:30/22:30)なので、入口のところで事前予約しておく必要あり。 トラムの解説は、日本語と英語があり、約40分のツアー。英語が堪能な人以外は、日本語のトラムをお勧め。 人気のショーも、1日3回で(19:30/20:30/21:30)なので、時間を上手く組み合わせれば、ショーとトラムの両方を楽しむことができる。
ゲート前には、タイ料理やインドカレーなどのレストランがあり、19時の開園前には賑わう。ビールももちろん飲める。
数百人の収容できるショーは満席になるので、早めにいかないといい席が確保できないので要注意。このショーでは、夜のステージで動物たちが芸をする。
ナイトサファリは珍しくて楽しいが、どちらかと言えばシンガポール動物園の方がおすすめ。
役立つ情報
・ウルウル・サファリ・レストラン
西洋料理、和食、ハンバーガー系、中華、グルメサファリエクスプレス(車に乗って食事できる)、ビュッフェ等がある。
営業時間:18:00~23:00(ビュッフェ 18:00~20:30) ※ラストオーダーは22:45まで
料金:ビュッフェ(大人)$35(子供)$25
カード:可
・入場料―(大人)22$(子供)11$
・トラム―(大人)10$(子供)5$
※シンガポール動物園とのセットもあり。
コース紹介
・トライバルダンスショー
マッチョなお兄さんがアクロバティックなステージを展開し、火とかふいたり、吹き矢飛ばしたりして結構な見もの。陽気なお兄さんやお姉さんが出てきて、民族舞踊のようなアクロバットのような、簡易劇のような、気分の盛り上がる楽しいショー約20分間楽しめる。
(時間:19:00/20:00/21:00 ※雨天時中止)
・クリーチャー・オブ・ザ・ナイト
東南アジアの様々な夜行性の動物生態を紹介してくれる約20分間のショー。かなり込み合うので開始20分前には行くことをお勧め。(時間;19:30/20:30/21:30 ※金・土・祝前日は、22:30もある。雨天時中止)
・サファリアドベンチャーツアー
【トラム】専属ガイドが付き貸切トラムで園内を周れる1周約45分のトラムツアー。日本語トラムは数が少なくて予約がいる。予約シールを渡されるので、洋服やバッグの係の人から見える所に貼っておき、トラムカーの予約時間が近づいたら、乗り口で並ぶシステム。運行時間は、日によって異なるが20分~30分間隔。英語トラムは、途中で乗り降りできるポイントもあり、大変込み合うので列を覚悟で並ぶ事。運行時間は、5分~10分間隔。
【徒歩】ガイドと一緒に園内を説明を聞きながら散策出来、ナイトショーの優先席等の特典が付き要予約。
(3時間ツアー:大人 $120 子供 $80/4時間ツアー:大人 $180 子供 $120)
・チケット購入―チケット等を買うのもディズニワールドでチケットを買うのと同じ感覚。窓口に料金も書いてあり、「アンド トラムチケット」とトラムチケットも一緒に買うことも出来る。