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アルカンタラ橋

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中世から入城の入口となっていた橋

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アルカンタラ橋トレド市街地の入口に当たる「アルカンタラ橋(Puente de Alcantar)」。トレド駅からは徒歩で10数分程の距離である。トレドはタホ川(RioTajo)に三方を囲まれており、中世からここ「アルカンタラ橋」が入城の入口となっていた。この橋のオリジナルはローマ時代に建造されたものと考えられている。その後、崩壊と再建が繰り返され、1257年に再び洪水で被害を受け、当時のカスティーリャ王国(スペイン王国の前身)の王アルフォンソ10世が翌年、橋の修復を命令し、現在の形の基礎を築き上げた。

入口の門には、ハプスブルク家の紋章である双頭の鷲が確認でき、要塞の入口には塔が構えている。「アルカンタラ橋」の塔に、カスティーリャ王国とレオン王国それぞれの紋章も残されている。

アルカンタラ橋」から眺めたトレドの眺望がまた有名である。エル・グレコによる「トレド眺望」という作品も残されているほどだ。

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記事最終修正日時
2013.03.07 07:58

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