オーストラリアでみられるハングリー・ジャックスというファーストフード店。このハングリー・ジャックス、実の名をバーガーキングと言う。日本では関東に数店舗しかないが、世界各国で約1万1,100店舗を展開しるビックチェーン。オーストラリアではハングリー・ジャックス、それ以外の国ではバーガーキングと呼ばれている。どうしてか気になるところだがその理由を説明しよう。ハングリー・ジャックスとは、アメリカのハンバーガーチェーンバーガーキングが1971年にオーストラリアに出店した際、既に他者により「バーガーキング」が商標登録されていたため、「ハングリージャックス」の名で進出した。後にバーガーキングの米国本社がオーストラリアの商標権者から権利譲渡を受け、名称の変更を試みたが、ハングリージャックスが滲透していたため、オーストラリアのフランチャイズが名称変更に反対。米国本社との裁判の末、ハングリージャックスの名称が維持されたそうである。
さて、ハングリー・ジャックスで注文したのは定番のWhopperMeal(ワッパーセット) Whopper(ワッパー)は「とてつもなく大きい」という意味。確かにハンバーガーは大きいが、とてつもなく大きいわけではない。ポテトがついて、飲み物はファンタオレンジをチョイス。ワッパーセット(2人分)早速、ハンバーガーをパクリッ。「う、う、う、うまいぞ〜」「いかにもファーストフードという味。学生の頃、毎日のように食べていた味」「この身体に悪そうな味がおいしい。悪いエキスが身体を駆け巡るようだ」そして、ドリンクをゴクリ。この味は毎日のようにゲームセンターに通っていた、あの頃を思い出させてくれる。いや〜ファーストフードって本当においしい。久々に「身体に悪いものを食べた〜」という気になり、逆に健康のありがたさを実感した。