台湾のファーストフード「魯肉飯」。不敵に笑うひげのおじさんの看板が目印の「鬍鬚張」は、1960年民生西路の屋台から始まったお店。当時創始者の張炎泉は、この商売が大変忙しく睡眠時間が1日3~4時間ほどしかとれないうえ、時間がないのでひげが伸びに伸びていたが、その様子を常連客が「鬍鬚張(ヒゲの張さん)」と呼んだことから、この名前がついたという。いまでは台湾全土に約30もの店を持つチェーン店だ。
日本の牛丼屋のように出てくるのが早い、回転も速い。小さい器だし飽きない。お漬物が1切れのっている。こちらの魯肉飯は、また違う味でちょっとクセがあるが、おいしい。吉野家の牛丼、肉なし、ツユだくとはやはり違う。ちょっとお野菜もってことで、季節のお野菜(だったと思う)を注文した。あっさりとしていて、素材の味がそのまま生きているかんじだ。
・魯肉飯