鴨鍋「薑母鴨」を食べに天母の「鴨覇王薑母鴨」へ。「薑母鴨」は、冬に食べる台湾料理の鍋で、身体を温める、ショウガやナツメや、お酒がいっぱい入った鴨鍋だそう。ところが、台湾はまだ暑く、「薑母鴨」は来週から、とのことしかたなく、いろいろおかずをとって、食べることに。空芯菜炒め。辛めの味付け。鶏のピーナッツ炒め。適度な辛味ととろみが甘辛で、とってもおいしい。なんたって、けちくさくなく、ふんだんに鶏が使われているのがいい。チンジャオロース。こういう基本形こそ、本場で食べたい。すべてがおおぶり。あの日本のチンジャオロースの繊細なヤツもいいけど、こういう豪快なのもまたいい。牛肉のチャーハン。素朴なこういうチャーハンが一番おいしい。
お店の人オススメ、お魚の頭のスープ。海鮮がふんだん!エビやら、かまぼこもどきやら、おあげやら、具だくさん。スープの中に、不思議なもの発見。黒くて四角いもの。もち米を鴨の血で固めたものだそう。味は特になくて、餅のような感じだ。お餅ほど、ねばねば伸びたりはしない。鍋の具には味が染みていいかもしれない。