新北投で下車すると、つーんと鼻を刺激する硫黄臭。ところどころで湯気が上がり、旅館が建ち並ぶ風景を、さらに奥へと歩を進めると、「北投温泉博物館」に到達。レンガ造りの西洋風の外見だが、中に入ると畳敷きの大広間があり、仰天した。やっぱり日本の影響を強く受けてるよう。1913年に建設された北投温泉公共浴場が前進であるこの建物は1923年には当時の皇太子も訪れたほど。時代の流れとともに閉鎖され現在の博物館として新しく生まれ変わった。もちろん足湯や公衆浴場もあるとの事。北投石という、放射線たっぷりの石のおかげで、かなり効く温泉のようだ。