馬家庄の「扶風堂」内部。世界に散らばった華人達は、故郷をわすれないため家に故郷の地の名前を刻んだが、これが堂号とよばれるもので、この家の堂号が扶風堂である。馬家庄は「馬氏」という意味。ここは、中国大陸の湖南省から来た客家人の家だったもので、台湾の馬総統の性が馬、堂号が「扶風堂」と同一であったため、毎年旧暦の1月2日には客家人のルーツをわすれないよう、自ら先祖にお参りにくるそう。一般の観光客は、中には入れないので、入り口の腰半分までの高さの門の外から見学する形。台湾系の家庭の祠と比べると、客家系の祠は質素でシンプルな感じだ。