台北から東に電車で2時間50分。花蓮の町は、日本統治下には日本人移民も多く住んでいた街で、今も古くは日本人が住んでいた家や日本風のお寺がある。到着後、まず行ったのがこのワンタンスープ屋液香扁食店。小龍包では、台北の鼎泰豐。扁食(餛飩)と言えば、液香扁食店!というほど有名なんだそうだが、店構えは至って質素。入ると無言で黙々とワンタンを作るお姉様方。すごいスピードでワンタンが包まれていく。というか、皮に具を入れた瞬間にギュっと握って~ハイ、できあがり!というかんじ。握り1巻とまではいかないものの、かなり大きめ。そしてこれが、ワンタンスープ。プリプリのワンタンが熱々スープの中で泳いでいる。セロリと葱が良いアクセントになっていて、それは美味しかった。見かけ以上にボリュームがあるが、あまりの美味しさにお替わりしそうになった。液香扁食店を訪れたのは3時を過ぎていたので空いていたが、お昼時や夕食時には長蛇の列なんだとタクシーのドライバーさんが言っていた。ここのワンタンを目当てに台湾中の人達が訪れるそう。