ナコンサワン県(นครสวรรค์)にある「BIGC(ビックシー)」という大型スーパーから真っすぐ走って左折したところに位置するレストラン。店名は「バーン・イサーン(บ้านอีสาน)」で、バーンは「おうち」、イサーンは「タイの東北部をさす呼び方」と、ありがちな意味の名前だ。店構えは郊外のレストランっぽくゆったりした印象だ。「ホー モック(ห่อหมก)」というメニューは、レッドカレーペースト風に味付けされた魚のすり身とココナッツミルクを混ぜ蒸した、一口茶碗蒸しのような料 理。レストランでは「Seafoodsoufflé」というオシャレな名前でメニューに載っていたりする。魚臭かったり、ココナッツミルクがくどくて、苦手な人もいるかもしれない。でもここのホーモックは、そんな人でも大好きって思えるくらい美味しい。このホーモックのためだけに、バンコクから3時間かけて、食べに来てもいいと思えるほどの絶品メニュー。大人5人と子供2人がお腹いっぱい食べて、たったの650バーツ。田舎でその土地ならではの食事をいただくのはすごい贅沢なことである。