午前中はクチトンネル、午後はメコン川クルーズという、1日ツアーに参加して行ってきました。午前中のクチトンネルが気持ち的にも体力的にもちょっとキツイ内容だったので、午後にこうしてゆったりした内容を入れてあって、よいツアー構成でした。
ミトの街は、車から眺めただけでしたが、広々としていて、これから開発されるような雰囲気のある町でした。メコン川の岸壁に作られた小さな港から、エンジン付きのボートに乗り、中州が島になった土地へ渡ります。時間にして5~10分程度。
降りてすぐ、ハチミツをいただきました。島のあちこちで養蜂が行われているそうで、ローヤルゼリーとハチミツが購入可能。味見を兼ねて、ハチミツ茶がふるまわれます。ハチミツ、花粉、キンカンを入れたところに、ジャスミン茶を注ぎます。ほっとする味で、ここのハチミツは純度が高いと事前情報で仕入れていたので、一本購入してきました。
続いて、奥から大きな蛇が出てきて、ツアー参加者が代わる代わる首に巻く体験。基本、なんでもやりたがりの私でも、これは二度とやらなくていいと思いました。ただ、写真映えはすると思います。
つづいて、フルーツ試食(5種類:カキ、パイナップル、竜眼、パパイヤ、ランブータン)しながら、地元の楽器演奏と歌を聴きました。のんびりできるこんな時間もあるツアーで、よかったです。
それから午後のハイライトとも言うべき、メコン川を手漕ぎ舟で下ります。舟に乗り込むと、前後に漕ぎ手のお母さんが2人いて、ノンラーというベトナムの傘を貸してくれます。これで一気に雰囲気が出て、写真を撮るとそれらしくなります。漕ぎ手のお母さんは船の前と後ろで、ずっとベトナム語で話をしていますが、それがまた地元感たっぷりな雰囲気を醸し出してよかったです。意外と乗船時間は長くて、思っていたよりもずっと楽しめました。
最後は、ココナッツキャンディ工場。この時はすでに製造が終わった時でしたが、この島出身だという今回の日本語ツアーガイドさんが、かわりにココナッツキャンディの作り方を教えてくれました。また、できたてのものもここで買えます。
また、エンジン付きボートに乗って、ミトの港までクルーズ。現在では、橋ができたそうで、ベイブリッジにあるような橋が見えましたが、まだまだ渡し船も現役だそうです。
ミトからホーチミンまでは車で2時間ほど。途中、激しいスコールもありましたが、高速道路も利用して、予定通りの時間で到着しました。
都会だけではなく、田舎の生活も見てみる価値はあると思います。またゆったりとした時間、広い空、大きなメコン川を見るだけでも、気持ちが休まります。オススメはクチトンネルと組み合わせの一日ツアーですが、メコン川だけのツアーもあるようなので、ぜひ出かけてみてください。