バティックと呼ばれるジャワ更紗を作っている工場のようなところがある。更紗の意味は、インド起源の木綿地の文様染め製品やその影響を受けて他国で製作された類似の布製品のこと。インド以外の産地によりジャワ更紗、ペルシャ更紗、和更紗とよんでるらしい。ジャワ更紗は、かわいい夏っぽい柄物の布。ジャワ更紗の工場では、入ると布に木型でロウを押しているおじさんがいて、ちょっと無愛想な感じだが、模様はずれる事なくテンポ良く、丁寧に押されていく。木型は、いくつか種類があり、これだけでも、結構すてきな感じの布に見える。次に、手書き作業はロウで木綿や絹に柄を描いていく。柄はとっても細かくて、かわいいものが多い。次に、染色先ほどのロウの下絵が描いてある布(大きさはシーツ位)を柄にあわせて染めていく。描くのも大変だが、染めるもの大変そう。だって、気温30度以上もあるのに、次にロウを落とる。二本の棒を使って温めた石油でざぶざぶする。おじさん にこにこしているが、周辺は石油の臭い。すごいことに、最後に乾燥。ジャワ更紗を女性はそのまま体に巻いて、ワンピースっぽく着たり、壁に掛けて使ったりと用途は様々。