1272年の元時代に創建された時計台「鼓楼」。明、清代に太鼓と角笛を吹いて時刻を知らせていたという楼閣だ。木造建築で作られており、北京南北を貫く中軸線上なある。昔は中央に位置していたという。木造建築らしくやさしいラインをしている。2002年の修復以降、内部が一般公開されているが、かなり急な階段をのぼっていく。上にあがるとさまざまな太鼓があり、時間ごとにパフォーマンスが見れる。時間は9:00-11:30、13:30-17:00の間で約30分ごとだ。さすがに迫力がある。こ清朝末期に起こった義和団事変の際に、日本軍が率いる八カ国連合軍によってつけられた傷跡の残る太鼓も展示もれている。歴史の重みを感じる。